今朝、歯磨きをして家を出てきたあなたに質問。
みんな、自分の歯磨き時を想像してみてほしい。
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歯みがき。そう。
歯ブラシを手に取り、歯磨きのペーストをブラシの上にそっと乗せ、歯の表面に優しくのせる。生まれてこの方何度繰り返したかわからないこの単純作業。
1日3回を365日、歯が生え初めてだから差し引きで27年分くらいとすると、僕の場合なんとなんと29,565回。今までの人生でほぼ3万回歯を磨いているわけなんだけれど、自分の癖を、さっき唐突に発見した。
自分の舌が、歯ブラシのブラシが生えてる根元にそっと添えられているんです…!!!
・・・
みんな、歯を磨いているとき自分の「舌」がどこにあるか確かめてみてほしいんだけれど、みんなも歯ブラシに沿えてるのかな?それとも全く連動せずに宙ぶらりんな舌なのか。ここで舌動かしているとちゅーもうまかったりして(*´з`)
何が言いたいのかというと、意識せず、自動的に行っていることってめちゃめちゃ多いんだなーっていうこと。
例えば、「歯磨き」を人に伝えようとしたときなんかは、その行動一つ一つを棚卸して、掘り下げてみるっていうこともあるのかもしれない。その時感じたこと、起こっている出来事。相手の人との経験の共通点を見つけながら、その認識がかぶっている部分に対して、「あーわかるわかる!」っていうところからお互いをすり合わせていく作業、そんな経験。
そこで初めて、じゃあ歯磨きってとっても大切で、こんな点に特に注目したらこんな風に効果が上がって、歯もずっとイキイキですよ。なんて提案ができて、それこそ80歳になっても美味しいもの自分の歯で食べられたり。そしたら素敵な人生じゃん。
話が大幅に脱線したけれど、要はオートで生きている時間が長すぎるよな!って思う。
考えなくてもいいように動かないでもいいように、どんどん世界は発達して進歩していって、考えること、意識すること、認識すること、そして自分としっかり向き合うことをしないでも生きていける。前の記事にも書いたけれど、どんどん「完璧な世界」へ向かっている、という今日の人工知能論。
閑話休題。(これ、一度つかってみたかったんだ)
それで、自動的にやっていることを意識下に引き戻す作業、って、やってみると意外に面白いんだよー。この歯磨きのときの舌の動きとか、驚いた時の自分のリアクションとか、笑い方とか、考えの癖、都合が悪くなった時にしてしまう対応。こういったことを、自分はこうしているけれど、他の人は違うかもしれない、って可能性を認識すること。
自分が自動的にやっていること ≠ みんな共通のあたりまえのこと
ってことを知ったら、想像することができたら、いろんなこと受け入れられるんじゃないかな、と思う。人も、自分と違うものも。
オートでやっていることの、理由を探ってみる。
宇多田さんが「君といるとオートマティック」って言っていたけれど、それはめっちゃよくて、じゃあそれが何で?っていうこと。感動したなら、なんで感動したの?さみしかったなら、それはなんで?なぜ僕はこの人のことを可愛いと思わざるを得なくて、なぜこの行動をとるのか?
なんかみていると、そこに共通点が見えてきて、まあ面白いんです。
そして、これは意識する必要ないなって思ったら、またオートに戻せばいいだけの話だし(*´▽`*)かんたーん♪
最近面白かったのは、「呼吸」ですね。ヨガやってる方や、管楽器やってる方はなじみがあると思いますが、とっても奥深い。この話はいずれ・・・
歯磨きの話から、自動的な行いを意識下においてみよう、という話でした!
じゃーね★