自分もそれに乗っかってみたくなる気持ち。
友達のカリスマ美容師と一昨日くらいに話していた時にふと、
「なにがきっかけでそんなに頑張ろうと思ったの?」って話になった。
いわゆる彼はカリスマなんだけれど、
でも昔はしょうもないクソ美容師だったんですよ、と笑うカリスマ。
ビラ配りまくる行動力とか、好みを察する力、売り上げへのこだわりとか、Instagramでの情報発信力もある。最近のファッションは「個性の強いじゃじゃ馬をセンスでまとめる」みたいな服装をしていて、ブリーチしたショートヘアにキャップを合わせ、モノトーンのTシャツパンツに、鮮やかな赤のハイカットスニーカー。みたいな。
本気なところに人は集まる
昔からの美容師仲間が、毎日のようにカリスマのインスタグラムにアップされる(ヘア)カラーの写真を見て、「こいつ本気だ」っていうのを感じている。そういう話題によくなるそうな。
それと「自分ももっと腕磨いていきたいんです!」っていう若手の美容師が、人づてに話を聞きに来ることが増えたって。
美容師を稼げる仕事にしたい!
っていう壮大な計画があって、今すべてをそこに注ぐカリスマ。
ここで話が最初に戻って、、
「じゃあそもそもなんで頑張ろうって思ったの?」って話になったんだ。
乗っかってみようと思う
昔はたらたらやっている、しょうもない美容師だったらしい。
1年目はずっとそんな感じで過ごしていて、でももうすぐ2年目、
「ダサい先輩になるのはイヤだな」って気持ちはあった。
そんな中、別の店舗から先輩美容師が異動してくる。
美容師業界で異動っていうのはあんまりメジャーなことじゃなくて、最寄り駅が変わるから、新しくそこでお客さんを掴まないといけない。
そんなほぼゼロからスタートの先輩だったが、ある日誰に言われるでもなくビラまきを始めた。それが傍目でもわかるくらいすごい勢いでやりだして、当たり前かもしれないけれど徐々にお客さんから指名が入るようになり、目に見えて結果が出始める。
それを目の当たりにしていたカリスマ曰く、「本気でやってるのが伝わった。」
そしてこうも言っていた。
「…俺も今ここで先輩に乗っかったら、結果出るかもしれない。」って。
本気の人には乗っかってみたくなる
先輩とカリスマの共通点は、
腹を括って、行動に移していること。
本気だったら動かずにはいられないもの。
そしてその行動が、「考えているんだけれどなかなか足を踏み出せない」という気持ちの背中押しになるんだな、っていうこと。